2017年10月9日月曜日

ヤマナシハタオリフェスティバル レポート・の前に・・・



興味のはじまりは「わざわざ」さんでした
パンと日用品のセレクトショップのわざわざさんで扱っている
アルディンというシリーズの麻布巾たちは猛烈に高額
お試しセットで手に入れてそのクオリティに脱帽しました
その布が山梨のテンジンさんという工場で作られていました

調べたらテンジンさんのある富士吉田は機織りの町でした
山梨ハタオリ産地からヤマナシハタオリトラベル
そんなサイトを眺めながらいつか行きたいなぁと思っていました



様々な不運と運が重なって行けることになりました^^;

・・・・・

土曜日の仕事がキャンセルになったので
常滑の用事のあとそのまま名古屋へ
「エルメスの手仕事」
を見てきました

オープンの11時の10分前ですでに200人待ち!
開店と同時に近いブースから山になってしまいましたので
まずは鞍を作る職人さん
一番のベースは木の骨なんですがそこにキャンバス地を釘打ちし
シートベルト素材などで形の元を作ってゆきます
前日までの3日で一つ完成したそうで、今日は初期工程
ベースにウレタンスポンジを2枚重ねていきます
強烈なにおいの強力接着剤を塗り、乾かして
貼り合わせていきます

彼女は素手です
まずは硬いウレタンスポンジを貼り
その上に柔らかいスポンジをかさねてゆきます
その後革で全面を覆ってゆきます
馬の背の形と乗り手の好みを反映させた完全オーダー品だそうです

次に砂かぶり席をとれたのは
スカーフの縁かがり職人さん
専門の学校で技術を身に着け、1年間の見習いのうち
500時間この作業に従事すると、任せてもらえるそうです
彼女は90cm四方のシルクのスカーフを45分で仕上げます
毎日それだけをします
生地に脂がついてはいけないので
ハンドクリームを塗ることもなく化粧もしないそうです

でも、楽しさと喜びと誇りを感じます

次になんとか写真が撮れたのは
シルクスクリーン職人さん
3面にわたるスカーフをプリント中
他にもたくさんの職人さんがいましたが
人込みに弾かれ・・・

職人さんたちはデモをしているわけではありません
ここで普通に仕事をしています

世界中を旅をしてこうして仕事を見せているそうです
エルメスのスカーフほしくなったなぁ

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