2017年6月9日金曜日

そして・東京へ


九州旅行の疲れもとれないまま
日曜日の仕事のあと
東京へ

J-waveエリアに入ってラジオから流れてきたのがコレ
あまりにPOPなメロディーに耳を疑う歌詞!
これをオカズにしばらく議論が・・・(^^;

折しも、雑誌アエラの冒頭でピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズの新作
IS THIS THE LIFE WE REALLY WANT?
が取り上げられていまして
   ”音楽、特にポピュラー・ミュージックは、良くないことに抗議するまっとうな手段であり、
   ミュージシャンは声を上げる権利を持つ、と。いや、権利どころか義務だとさえ言える”
そう言って作品に現政権に対する批判を込めたわけです

・・・・・

月曜日はかねてより連絡を取っていた
有職造花師の大木素十氏の作品を見せていただきました
有職造花についてはこちら

まず見せていただいたのは平薬
源氏物語にも季節のご挨拶代わりに薬玉を贈るというエピソードがありますが
その平なもの、という意味の平薬(ひらくす)です
 


和紙で裏打ちした絹を岩絵の具で染めて作ります
茎などは西陣の糸で巻いています

写実よりも和のデザインなのであえてベタな色を使っている部分もあります

大木さんは造花だけではなく、鳥の木彫などの工作もなさいます

そして次に見せていただいたのは人形の細工もの




この大垂髪(おすべらかし)もこのような本式で作る人はほとんどいないそうです

これが現代のお雛様によくある髪型
ちょっと悲しい・・・

こちらはなりひら君

この髪も冠も手に持つ和とじの本もすべて手作りです
なんと色っぽいことよ

こちらは天皇の即位の礼で正装した際に
妃が持つ檜扇のミニチュアレプリカ
技術的には同じことができるかもしれません
でも
素材やその調達もとの京都との太いパイプ
材料や作る物に対する深い理解
その立ち位置や心構えに、ものすご~い孤高の仕事だなぁと感じました

この作品保管のマンションの住人(^^)



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火曜日の夕方はこちら(^^)

初めて入りました、武道館!

STINGのライブでございました
生で見る機会があろうとは・・・POLICEの名曲を聴くことがあろうとは



九州のお料理を肴に夜は更けるのでした




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