2015年7月9日木曜日

さくらんぼを巡る思い出


なんともしつこい雨ですこと

さくらんぼをヨーグルトと一緒に食べたい
確か種取り機があったはず
探したらありましたありました(^^)
台所小物はいろいろ持っていましたが
使わないものはみんな処分しちゃいました
レモンの皮を細く削れるのとか
リンゴの芯抜きとか
でもドイツで買ったこのさくらんぼ種取りだけは
こちらではめったに買えないので取っておいたの

別にたいした構造ではありませぬ
軸を取ったさくらんぼを置いて
ばっちん
と握ると種が押し出されるだけ(手のひらにあります)

山形だと受粉に使われる酸っぱい種類のさくらんぼも流通するので
ジャムやパイにするときに使ってました
タルト生地にこれで種を取った酸っぱいさくらんぼをびっしり並べて
グラニュー糖をさらっと振って生地をかぶせて焼いただけの
チェリーパイは美味しいのよ(^^)
ブルーベリーやブドウも同じ作りでパイ焼けます

アメリカの元祖カリスマ主婦のマーサ・スチュワート
(インサイダー取引などで有罪になり、とうとうブランドは身売りしましたが(^^; )
彼女が若い時にケイタリングしていた頃
コンコードという古典的な品種のブドウをみんなで一所懸命種取りをして
イギリス王女(だったと思う)のためのランチのデザートにブドウパイを用意した話がありました
おいしかったわ、とほほえんだ王女様の口元がコンコードブルーに染まっていた、と

チェリーのジャムについての想い出は・・・
イギリスでサリー州に旅行してB&Bに泊まったとき
宿の奥さんが庭のさくらんぼを摘んでいて
「ジャムにするのよ! アマレットが隠し味(^^) 明日の朝食に出すわね」
翌朝、豪華なイングリッシュブレックファストにルビーレッドのジャムが華やかでした


種を取ったさくらんぼには穴があいているので
そこにクリームチーズやマスカルポーネを使ったクリームを詰めたら
贅沢なお菓子になるなぁ
と思いました(^^)
案外チョコもいいかもよ
だってドイツの「黒い森のケーキ」はチョコとサワーチェリーの組み合わせだから
こういうのね

かつて、仙台のデパートの入り口にユーハイムのパーラーがあって
「シュバルツベルダーキルシュパフェ」なるものがありました(今もあるのかな?)
チョコクリームとさくらんぼのパフェなんですが
面倒くさいので「梅干しパフェ」と呼んでいました(^^;

も一つ思い出したな
近所のパンとケーキ屋さんハイデルベルク
以前は「黒い森のケーキ」があったのに最近ない
「あ~・実はねサワーチェリーは容器が巨大なの・・・」
つまり一度仕入れるとサワーチェリー祭になってしまう・と(^^;

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