2012年8月10日金曜日

疲労回復食事の覚書

BEST RUN! Vol.619より
走る管理栄養士!岡田 あき子さんの文章より抜粋:

まずは疲労回復のポイント

(1)十分な糖質
 ご飯や麺類をしっかり食べましょう。RUNの後はエネルギーが枯渇状態。
 この時、糖質を補充しないと、身体が疲労したままになります。菓子パンや
お菓子にも砂糖や小麦粉が入っていますが、これらは、多量の砂糖が使われて
いるため、回復ではなく、逆に身体がだるくなる恐れがあります。
 清涼飲料水も要注意です。
 
 

(2)代謝を促進するビタミンB群
 エネルギー源が体内に取り込まれても、それを代謝させる物質がないと疲労
回復につながりません。ビタミンB郡がその働きを行います。豚肉(赤身の部
分がお勧め)、うなぎ、卵、レバー、胚芽米、大豆などに豊富に含まれます。

(3)ビタミンB1の吸収を促進するアリシン
 栄養素は、体内にいかに吸収されるかも重要なこと。アリシンは代謝を促進
するビタミンB1の吸収を促します。
 ネギやにんにく、玉ねぎ、ニラなどに多く含まれるので、豚肉を玉ねぎやニ
ラと一緒に炒めると、ばっちりですね。

(4)身体が酸化すると疲労がたまる
   ~アルカリ化するにはクエン酸、抗酸化作用を持つビタミンCやEも
 運動をすると、活性酸素という悪者が身体に大量にたまりやすくなります。
ヒトの体内は通常ほぼ中性(ややアルカリ寄り)ですが、活性酸素により、
やや酸性に傾きやすくなります。そんな時、クエン酸を取り入れましょう。
 クエン酸は身体をアルカリの方に傾けてくれます。酢や梅干、柑橘類をしっ
かり取るようにしてください。ただし、酢は原液で飲むと、逆に胃に強い刺激
を加えるので、飲むなら薄める、料理に使うようにすると良いです。抗酸化作
用を持つビタミンCやEは活性酸素をやっつけてくれます。
 野菜、果物全般に多く含まれているので、毎食野菜は取り入れるように。果
物は激しい運動をした後等に食べると良いでしょう。
  ビタミンEはナッツ類やアボカド、かぼちゃなどに豊富です。

(5)脂の多い料理は避ける
 疲労しているときは、胃腸も弱っています。脂の多い料理は、胃腸への負担
がかかり、消化も遅くなるので避けるようにした方が良いですね。

2 件のコメント:

  1. ん~なるほど、参考になりました。

    今日は80Kmほど走りコンビニで塩飴を買おうと
    思ったら気に入ったのが無くて乾燥梅干(種抜き)
    を食べて走りましたがこれ好きなんですよね、^^

    小袋でしたが食べ切ってしまった。^^;

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    1. ☆うっさ☆さん
      最近ドリンクも塩○○、夏塩××って多いですね。
      一番好きなのはソルティライチです(^^)

      夏は体に気を遣いますね

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